モンテッソーリ教育

本園は、マリア・モンテッソーリの教育理念を保育の柱としています。
子どもが自ら学ぼうとする心、自ら何かをしたくなる心を伸ばせるように
子どもの発達にあった適切な環境を準備し、援助します。

モンテッソーリ教育のメソッドでは、
豊かな人格形成を目指して、子どもたちが自発的に活動することができるように、

  1. 子どもが自分の意思で自由に教具を選べる環境
  2. やってみたいなと思わせる、おもしろそうな教具
  3. 社会性・協調性・他人への配慮の心を育むための、異年齢児混合クラス編成

等の、環境を準備し、
「日常生活の練習」「感覚教育」「言語教育」「算数教育」「文化教育」
5領域の分野から、子どもたちを援助していく教育です。

クラスの特徴

『 縦割りクラス 』
異年齢児と一緒のクラスの中で、子ども達はお互いから学び合います。
年下の子どもは年上の子どもの活動を見て学び、
年上の子どもは年下の子に世話をすることや教えることで学びます。

日常生活の練習

この教育の基礎となるもので、「運動の教育」と位置付けられています。2~3歳の子どもは、大人がする日常生活上の様々な動作の真似をしたがります。子どもたちに秩序だった動き方・身のこなし方を伝え、自分のことが自分で出来るようになります。その結果、自立心・独立心が育ちます。

感覚教育

感覚を洗練させ、無意識のうちに大人の真似をして吸収していたものを、意識的に整理していきます。ものを考える方法を身につけさせることを目的とします。モンテッソーリの考案した独特の教具や、具体物に触れる活動を通して体得出来ます。

言語教育

コミュニケーション力は社会生活の礎であり、また、言葉は思考力を培っていく大切なものです。言語教育では「話す」「書く」「読む」「文法」を学びます。

算数教育

抽象的、論理的な力を要求される「算数教育」では、特に具体物(算数棒、ビーズなど)を用いて量を体感させることから始め、数量概念の基礎から十進法、加減乗除へと学びを深めます。

文化教育

「日本の地理的、文化的条件のもとで、先人が創り引き継いできた知識や生活様式を受け継ぎ、発展させていく」ための基礎を培い、生物・宗教・芸術など子どもを取り巻く世界を学びます。


当園では、専門講師による専門指導を行う予定です。

音楽指導

講師の先生は、奈良フィルハーモニー管弦楽団のソプラノ歌手です。音楽の専門家から指導を受けることで幼少期からリズムやハーモニーなどの音楽の感性を養い、音楽性を身につけ、調和と情緒の発達に役立つよう導きます。

絵画指導

講師の先生は、美術の専門学校で指導されている先生です。絵の具、クレパスを使って、季節に合わせたもの、動物、果物、家族、友達、自然などを思い思いに描きます。ちぎり絵やマーブリング、スタンピング、工作なども行います。

英語指導

講師の先生は幼稚園、中学校、高等学校で英語の指導をしているアメリカ人の先生です。幅広い知識を身につけるため、世界の歴史や文化をふんだんに盛り込んで、ゲームや英語の歌などを交えて、子どもたちに楽しく指導しています。

食育指導

食べることは生きることの源であり、心と体の発達に密接に関係しています。乳幼児期の食体験は、成長に大きく影響します。将来、正しい食生活が送れるか、食事中のマナーが守れるかなどの「食事に関する意識」は、子どもの頃の食育によって変わります。